【インド・バラナシ】雨季は歩くより快適!ガンジス川をボートで巡る
目次
聖なる川ガンガー
7月はインドの雨季なので、ガンジス川も増水していてボートに乗れないとかあるのかな?
と行く前に思っていたのですが、そんな不安は一切なかったです。
雨が降っている間は、ボートに乗らない方がいいかもしれませんが、1日のうちに晴れ間はあるので天候次第で乗る時間を決めるのがよいかもしれません。
朝の時間帯は晴れることが多いようです。
しかし、雨季は急に雨が降ってくることがあるので、傘やポンチョなどは必ず持参することをおススメします。
ボートのチャーター交渉
「どこからボートに乗るの?」などの心配は一切ありません。
ガンジス川沿いを歩いていれば、誰かが必ず声をかけてくれるはずです。
我々は、ガンジス川沿いのホテルに宿泊していたので、ホテルから出た途端に声を掛けられました。
2時間のチャーターで200ルピーでした。
インドは「日本人として安いと思ったら払ったほうが気持ちよく旅ができる国」と考えているので値段交渉などせずに、そのまま乗りました。
高いのか安いのか分からないですが、良心的な値段ではないですかね。
ガンジス川で沐浴
ヒンドゥー教徒の聖なる地『バラーナス』。
母なる川『ガンガー』で沐浴をすると現世の罪をすべて洗い流してくれるらしい。
朝の時間帯はガートと呼ばれる沐浴場に多くの人が集まってきます。
海外のガイドブックには『ガンジス川には絶対に入らないこと』と書いてあるそうです。
言うまでもなく大量の病原菌が含まれているので、浸かるだけでも体調をくずす場合があるとよく聞きます。
そんなわけで、もし入水する場合は体調に気をつけて下さい。
もちろん、私は入っておりません。
沐浴のレベルではない
こんな方もいらっしゃいました。ピースサインありがとう。
もう沐浴のレベルではないですね。
このように泳いでいる方もチラホラ見かけました。
昔、『ガンジス河でバタフライ』なるドラマがあり、長澤まさみさんがガンジス河で本当に泳いでました。
ここで泳いだとは素晴らしい女優魂です。素直に尊敬します。
ガンジス川は生活の場
ガンジス川はバラナシの人達の生活にも密着していると思わされる光景。
洗濯をしている光景も見かけます。
日本人の私から見ると、逆に汚くなるのでは?と思ってしまったり・・・
ガンジス川の対岸へ
雨季の季節は水没することもあるようなのですが、この日は無事に上陸することができました。
漕ぎ手の方に、対岸にも行きたいと伝えておいたところ帰り際に連れて来てくれました。
どこから来たのか馬や犬もたくさんいました。
それにしても、至る所にゴミが落ちていて「聖なる川だよね・・・」と思わずにいられない。
インド人の方も、キレイなのでこちらから入水する方も多いようです。
対岸の方が若干きれいな感じはします。本当に若干ですけど。
対岸から見渡すバラナシの街
対岸に上陸している間、晴れていたので見渡しがよくバラナシの街もキレイに見えました。
この景色が見られただけでもボートに乗って良かったな、と実感しました。
雨季のバラナシの道は汚いので、ボートに乗って川からガートや火葬場などを見るほうが快適かもしれません。
メインガートの『ダシャーシュワメード・ガート』付近を少し歩いたのですが、夏場なのでニオイもきつく結構大変でした。
個人的に歩くよりボートの方が快適だと思いました。