【スリランカの遺跡】シギリヤロック~ポロンナルワへ移動
目次
- ポロンナルワ観光~アジア有数の遺跡群
- パラークラマ・バーフ1世の宮殿跡
- シヴァ・デーワーラヤNo.1
- アタダーゲの小仏像
- ワタダーゲ
- 石の本『ガルポタ』
- サトゥマハル・プラサーダ
- ランコトゥ・ヴィハーラ
- キリ・ヴィハーラ
- ランカティラカ
- ガル・ヴィハーラ
- シーギリヤ・ロックからポロンナルワへ
ポロンナルワ観光~アジア有数の遺跡群
10~12世紀、仏教都市として栄えた『ポロンナルワ』。
アジア有数の遺跡が残されている街です。
残念ながら、アヌラーダプラより崩れている遺跡が多いです。
『ポロンナルワ』はスリランカの文化三角地帯と呼ばれる歴史深い都市のひとつです。
しかし、アヌラーダプラを訪れる方は、ポロンナルワをスキップする場合も多いようです。
我々は欲張りなので、短い日程なのですが『ポロンナルワ』も訪れることにしました。
車であれば3時間ぐらいで主要な観光スポットを回れるので、立ち寄るだけでも雰囲気を味わえます。
タイのアユタヤなど遺跡が好きな方は必見です。
パラークラマ・バーフ1世の宮殿跡
ニッサンカ・マーラ王子の沐浴場
閣議場の跡
シヴァ・デーワーラヤNo.1
仏教都市で異彩を放つヒンドゥー教の寺院。
今にも崩れ落ちそうな雰囲気ですが、中にも入れます。
アタダーゲの小仏像
仏歯寺の跡地『アタダーゲ』。
現在も複数の石柱が残ってます。
そして、奥には寂しげに仏塔が一体建ってました。
ワタダーゲ
ポロンナルワの遺跡群の中で、比較的原型をとどめている『ワタダーゲ』。
屋根が全くないのですが、かつては円形の仏塔だったことを想像しながら眺めてみましょうかね。
入り口には立派なムーンストーンとガードストーンが残っていました。
ガイドブックによると、ガードストーンは入り口から悪魔が入るのを防ぐ役割があるとのこと。
内部の本尊を守るため仏塔や仏寺の入り口で見かけます。
ムーンストーンは仏教の輪廻を表してます。
スリランカ旅行中に何度も写真を撮る被写体です。
石の本『ガルポタ』
ヤシの葉の本の形をした石碑『ガルポタ』。
インドからの侵略者のことやポロンナルワの周りの国々との関係など当時の様子が彫られています。
まさしく『ストーン・ブック』です。
サトゥマハル・プラサーダ
一見、こじんまりしているように見える『サトゥマハル・プラサーダ』ですが、7階建の塔です。
タイから来た建築家が建てたといわれています。
そう言われてみると、なんだかアユタヤにいるような気分に・・・
ランコトゥ・ヴィハーラ
ポロンナルワで一番大きな仏塔『ランコトゥ・ヴィハーラ』。
『ランコトゥ・ヴィハーラ』とは「金の尖塔」という意味を持ち、かつては尖塔部分が金で覆われていたそうです。
キリ・ヴィハーラ
アヌラーダプラでも見かけた真っ白の仏塔『キリ・ヴィハーラ』。
近年になって真っ白に塗りなおされたとのこと。
『キリ』とはミルクを意味するとおり、青空に真っ白な仏塔がそびえたっている姿は美しい。
ランカティラカ
巨大な建物だと円形の仏塔はよく見かけるのですが、垂直にそびえたつ巨大な建物は珍しい。
この巨大な寺院は高さが17メートルもあります。
寺院内には頭のない巨大な仏像が建っていて圧巻です。
ガル・ヴィハーラ
ポロンナルワで最も有名な遺跡『ガル・ヴィハーラ』。
涅槃像の他にも立像、座像と3体の仏像があります。
すべての仏像がきれいな状態で残っていて見ごたえありです。
シーギリヤ・ロックからポロンナルワへ
我々は、シーギリヤ・ロック観光後にポロンナルワに来ました。
車だと1時間強と近いです。
1日でシーギリヤ・ロックとポロンナルワを観光することは可能です。
冒頭で「ポロンナルワをスキップする旅行者も多い」と書いたのですが、遺跡が好きな方は訪れる価値があります。
崩れている遺跡も多いのですが、その分かつての栄華を偲ぶことができます。