【ニューデリー】インディラ・ガンディー国際空港でカトマンズへのトランジット
ニューデリー経由でカトマンズへ
先日、ネパールに行ったのですが、ニューデリーでのトランジットに少し戸惑ったので、備忘録として書きとめます。
日本からカトマンズへ行くには、香港やバンコク経由などが有名。
せっかくなので飛行機からヒマラヤ山脈を眺めたいと調べたところ、飛行機からヒマラヤが見られるのはデリーと成都経由のみとのこと。
こちらの写真は、デリー便利用で実際に飛行機の窓から見えたヒマラヤ山脈です。
ヒマラヤ山脈を見たいのであれば、左側の席に座ることをおススメします。
成田ーカトマンズの旅程
搭乗日 | 便名 | 区間 | 出発 | 到着 | |
2014/08/09 | NH917 | 成田 | ニューデリー | 18:50 | 00:10(+1) |
2014/08/10 | 9W264 | ニューデリー | カトマンズ | 06:30 | 08:25 |
2014/08/15 | 9W261 | カトマンズ | ニューデリー | 16:25 | 17:45 |
2014/08/16 | NH918 | ニューデリー | 成田 | 01:30 | 13:20 |
ニューデリーからカトマンズへの航空会社は、ジェットエアウェイズを利用。
ANAのマイルを貯めているので、ANAと提携しているジェットエアウェイズを選択することに。
他にはエアインディアの選択肢もあったのですが、あまり評判が良くなかったので選びませんでした。
しかし、出発の2週間くらい前に、エアインディアがスターアライアンスメンバーに加入したとの情報が入ってきました。
予約前に分かっていれば、絶対にエアインディア一択でした。
というのも、ニューデリーでの待ち時間が5時間くらいと長かったため、ラウンジを利用したかったなと。
トランジットビザ 取得に悩む
帰りはデリーからの乗り換えがANA便なので、待ち時間の間ラウンジを使えるのですが、カトマンズへの5時間近くの待ち時間をどうやって過ごそうかと。
色々と調べていたところ、トランジットの過ごし方よりも気になる情報を見つけてしまいました。
『あれ?デリーでの乗り換えにはビザが必要???』という疑問が・・・
入国するわけではないので「ビザは必要ないだろう」と思っていたのですが。
どうも目的地まで荷物をスルーチェックインできれば、入国の必要はなし。
しかし、デリーで荷物をピックアップする場合、入国が必要になるのでビザが必要だとか。
ANAに問い合わせたところ、ジェットエアウェイズと提携しているので『行きは成田からカトマンズまで荷物をスルーチェックインできる』との回答。
『帰りのカトマンズからはジェットエアウェイズに問い合わせてください。』と。
ジェットエアウェイズに問い合わせると、『カトマンズのシステムが整っていないので、デリーで荷物をピックアップする必要があり』と言われた。
これは、インドに入国する必要がありってことか・・・
インディラ・ガンディー空港でも「Temporary Landing Permit」なるビザを取得できるらしいのですが、値段がUS40ドル。
日本で取得する場合は、1,106円。
安いけど出発の2週間前にビザの申請するのは面倒だな。
でも、空港で申請すると二人で80ドルかかり、そんなに払うのも納得できない。
そこで、荷物は最小限にして機内持ち込みにしようと決断。
新しいバックパックも購入し準備万端。
結果からいうと荷物は機内持ち込みにして正解だったと思います。
ネパール国内の移動も身軽で快適でしたし、デリーでの乗り換えもスムーズでした。
2015年現在、オンラインでアライバルビザを取得できるようになったようです↓
トランジット手続きの時間
トランジットに関しても調べてみると、インドのトランジットは時間がかかるという情報が目につきます。
以前インドに行ったことがあるので、時間がかかるであろう雰囲気は簡単に想像でき、なんだか納得できる情報。
成田でANAのチェックインの際、カトマンズまで乗り継ぎする旨を伝え、乗り継ぎ情報は登録して頂きました。
残念ながら、成田では乗り継ぎのデリー→カトマンズ間のチェックインはできないとのことでした。
しかし、乗り継ぎ情報を登録してもらったおかげで、デリーで飛行機を降りると名前の書かれたカードを持つ職員の方が待っていてくれました。
その職員の方について行くと、我々はカウンター前の椅子に座って待っているだけで、すべての手続きを職員の方が行ってくれました。
想像を裏切り快適な乗り継ぎ手続き。
何もせず快適ではありましたが、時間としては手続きだけでも30分くらいはかかるかと思います。
その後の保安検査も結構な時間がかかりました。
帰国便のトランジット手続き
カトマンズでの帰国便のチェックインの際にも、デリーで成田まで乗り継ぐ旨を伝えましたが、今回はお迎えの職員さんはいませんでした。
自力で乗り継ぎカウンターに行ったところ、どこにもANAの表示が見当たらない。
聞いてみると乗ってきた航空会社のカウンターで手続きするようにとのこと。
なので、我々はデリーまで乗ってきたジェットエアウェイズのカウンターで手続きをしていただきました。
またまた時間がかかりそうに感じたのでカウンター前のベンチに座って待っていると、準備ができたら手招きして呼んでくれました。
最後に帰国便の乗り継ぎの際、スターアライアンスのラウンジで待っていたところ、乗り継ぎの手続きをしてくれた職員さんが登場。
『なんだろう???』と思ったら、エコノミーが満席なのでビジネスクラスに変更してくれるとのこと。
これは、ANAプラチナメンバーの効果かな?おかげで快適な空の旅でした。