【冬のアイスランド】4WD必須~レンタカーで巡る雪道1600キロ
目次
冬のアイスランドでレンタカーを利用するかどうか
冬のアイスランドでレンタカーを利用するかどうか迷う方は多いのではないでしょうか?
我々も相当悩みました。
国名から想像すると、大地は氷で覆われていて車の運転は困難なのではないかと。
しかし、広大なアイスランドを観光するにはレンタカーのほうが自由に動けるということで、我々はレンタカーで移動することを決断しました。
ちなみに、我々は毎週末雪山にでかけたり、毎年冬の北海道も車で周遊していたりします。
東京在住の割に、雪道には慣れているほうではないかと思ってます。
レンタカー会社選び
レイキャビークの空港でレンタカーを利用する場合、選べるレンタカー会社はそう多くありません。
レイキャビーク市内まで行くと選択肢が少し広がります。
しかし、入国してすぐに車で移動できるので、空港で借りる方が便利です。
我々は以下のサイトで一括見積もりをして『SIXT』に決定しました。
https://www.rentalcars.com/ja/
ケプラヴィーク国際空港で借りる場合、到着ロビーを見まわすと『SIXT』のプラカードを持ったスタッフの方がいるので、声をかければオフィスまで車で送迎してくれます。
空港からオフィスまでは、車で5分程度です。
■ 9日間のレンタル料金
- 【レンタル料】 ¥80,499
- 【自車輌損害補償制度】 ¥9,723
- 【合計】 ¥90,222
車両保険にはフロントガラスのキズなどの補償は、含まれていないことが一般的です。
舗装されていない道も多いため、飛び石でフロントガラスに傷が入ることが多いとのことで、保険に入るようにすすめられました。
この時は、1日9ユーロでした。
ちなみに、我々は加入しませんでした。
冬道は4WDを選択すること
値段の関係で車種の選択を迷うことがあるかもしれませんが、冬のアイスランドは4WDを強くオススメします。
雪道ということも勿論なのですが、横道に入る時に赤い標識がある場合は4WDの車しか侵入することができません。
4WDではないとブラックサンドビーチを眺められる丘や氷河の近くまで行くことができない場合があるので注意が必要です。
注意しないといけない点は、アイスランドではオフロードを走行することは法律で禁止されています。
4WDだからといって、むやみに道をそれるようなことはしないほうがよいです。
標識に従って通常に走行している分には何も問題ありません。
冬のアイスランドでのレンタカーは基本的にスタッドレスを装着していると思いますが、念のためスノータイヤを装着しているかは確認した方がよいかもしれません。
10分毎に変化する天気
アイスランドでは車に乗っていると10分ぐらいで天気が激変することがよくあります。
上の写真の10分後、下の写真のような吹雪になり視界が悪くなりました。
視界が悪い時はバックフォグを付けてゆっくり走るか、天気が回復するまで安全なところで停止した方がよいです。
逆に言うと、出発する時や道中の天気が悪かったとしても目的地に着くと晴れていることもあります。
実際に運転してみた感覚ですと、運転技術は信州や東北のゲレンデまで車で行ける程度で十分だと思います。
我々がアイスランドに行った時は、レイキャビークから氷河湖まで南回りの国道1号線は道路に雪がありませんでした。
たまたま暖かかったのか分からないのですが、雨が降るほどの気温でした。
内陸のゴールデンサークルに向かうあたりからは降雪量が増えて運転に注意が必要になりました。
あと雪がないからと言って油断せず、路面が凍結していることもあるので、気を抜かないようにしましょう。
北国では「ブラックアイスバーン」などと呼ばれるようです。
こちら↓のサイトで道路状況を確認できます。
www.road.is | The Icelandic Road and Coastal Administration
無人のガソリンスタンド
ガソリンスタンドは基本的に無人で、24時間入れられるところが点在しています。
早め早めにガソリンを入れていればガス欠になる心配は無用です。
給油方法はクレジットカードを機械に通してピンコードを入力、ガソリンの種類を選択、金額を選択すればOK。
日本の機械みたいに満タン指定ではなく、上限金額を指定する仕組みです。
上限金額に満たなくても給油した金額のみ請求されるので心配する必要はありません。
昼間は観光、夜はオーロラハンティングなど、時間を気にせず自由に行動できレンタカーを選択して良かったなと思いました。
何事もなかったので言えることかもしれませんが。
冬にゲレンデまで運転していくことができる方は、そこまで心配する必要はないと思います。